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漢字の筆順・書き順とは
漢字は複数の点画で構成されています。筆順は文字を書き表す際に点画から文字を形成する順序です。正しい筆順で文字を書くと以下のメリットがあります。
漢字を理解・記憶しやすい
字形を整えやすく、点画を見落とすことがなくなり、正確な文字を理解・記憶しやすくなります。
正しく整えて書ける
漢字の形を決める部分を確実に捉え、字形の乱れがなく整った字を書けるようになります。
リズムよく書ける
文章を書く際、複数の文字を自然に書き進めることができるようになります。
漢字の書き順の原則
現在の教科書に記されている漢字の書き順・筆順は、昭和33年に当時の文部省がまとめた「筆順指導の手びき」がもとになっています。
漢字はもともと文字によっては複数の筆順を持ちます。また、時代・国によっても差異が見られることもあります。筆順には明確なルールがあるわけではありません。
この手引きは、学習指導上に混乱を来たすことのないよう筆順をできるだけ統一する目的をもって作成されました。
「筆順指導の手びき」では漢字の筆順について2つの大原則と8つの原則がまとめられており、ここで紹介します。
原則の目次
- 大原則1. 上から下へ
- 大原則2. 左から右へ
- 原則1. 横画と縦画とが交差する場合、ほとんどは横画を先に書く
- 原則2. 横画と縦画とが交差したときは、次の場合に限って、横画を後に書く
- 原則3. 中と左右がある場合、ほとんどは中を先に書く
- 原則4. 外側を囲む形のものは先に書く
- 原則5. 左払いと右払いが交差する場合、左払いを先に書く
- 原則6. 貫く縦画は最後に書く
- 原則7. 貫く横画は最後に書く
- 原則8. 横画と左払い
大原則1. 上から下へ
上から下へ(上の部分から下の部分へ)書いていく。
大原則2. 左から右へ
左から右へ(左の部分から右の部分へ)書いていく。
原則1. 横画が先横画と縦画とが交差する場合、ほとんどは横画を先に書く
原則2. 横画と縦画とが交差したときは、次の場合に限って、横画を後に書く
他、「由」「曲」「角」「再」「王」、「王」が発展した「生」「馬」などもこの原則に当てはまります。
原則3. 中と左右がある場合、ほとんどは中を先に書く
例外
例外として「火」と「忄(りっしんべん)」(「情」などの部首)は真ん中を後で書きます。
原則4. 外側を囲む形のものは先に書く
例外
「匹」や「区」などの「匚(はこがまえ)」「匸(かくしがまえ)」の漢字は異なります。
原則5. 左払いと右払いが交差する場合、左払いを先に書く
原則6. 貫く縦画は最後に書く
原則7. 貫く横画は最後に書く
例外
「世」は例外となります。
原則8. 横画と左払い
横画が長く、左払いが短い字では、左払いを先に書きます。
横画が短く、左払いが長い字では、横画を先に書きます。



