難読漢字・熟語まとめ

読めそうで読めない難読漢字・熟語を集めて解説

日本語には、日常的に目にすることはあっても「読み方がわからない」漢字・熟語が数多く存在します。これらは「難読漢字」と呼ばれ、教養クイズや雑学番組、またはビジネス文書や手紙などで登場することもあります。本記事では、難読漢字の中から特に有名・人気・頻出のものを厳選し、読み方と意味・使われ方をまとめました。

目次

難読漢字とは?

「難読漢字」とは、読み方が一般的ではなく、辞書や専門知識がないと読みにくい漢字のことです。動植物の名前、地名、人名、伝統用語などに多く見られます。読み間違いやすいことから、新聞や小説でもルビ(ふりがな)が振られることがよくあります。

難読漢字・熟語一覧

以下に、難読漢字とその読み方、意味や使われ方の簡単な解説をまとめた表を掲載します。知っているものはいくつあるか、ぜひチェックしてみてください。

海月 - くらげ
海に浮かぶクラゲのこと。
蝸牛 - かたつむり
陸に住む巻貝。殻のある軟体動物。
湯湯婆 - ゆたんぽ
湯を入れて布団を温める道具。
出納 - すいとう
会計処理での金銭の出入りの記録。
熟柿 - じゅくし
よく熟した柿。
公魚 - わかさぎ
淡水魚。冬に氷上釣りで人気。
心太 - ところてん
寒天を押し出して作る食べ物。
八十 - やそ
「たくさん」という意味の古語。
不知火 - しらぬい
蜃気楼の一種。柑橘の品種名にも。
躑躅 - つつじ
春に咲く花木。街路樹としても多い。
鹿尾菜 - ひじき
海藻の一種。和食に使われる。
馬酔木 - あせび
有毒の植物。春に白い花が咲く。
春日 - かすが
地名や人名に使われる。春の陽気を表す。
火影 - ほかげ
炎の光、または火の明かりが映る影。
金糸雀 - かなりあ
カナリアの漢字表記。
猪口 - ちょこ
小さい酒器。刺身醤油の器にも。
口遊む - くちずさむ
歌や詩を軽く口にすること。
都都逸 - どどいつ
七七七五のリズムの俗謡。
行脚 - あんぎゃ
僧侶などが諸国を旅すること。
大和撫子 - やまとなでしこ
理想的な日本女性を表す言葉。
浮腫 - むくみ
医学用語。体内に水がたまった状態。
石榴 - ざくろ
赤い果実。古代からの薬用植物。
海星 - ひとで
海に住む五本足の動物。
黄昏 - たそがれ
日が暮れる頃の時間帯。
蓑虫 - みのむし
蓑状の巣を作る蛾の幼虫。
鰍 - かじか
川に住む魚の一種。
鯰 - なまず
地震を起こす魚としても知られる。
鶯 - うぐいす
春を告げる鳴き声で知られる。
蟋蟀 - こおろぎ
秋の虫。鳴き声が特徴的。
蟷螂 - かまきり
鋭い前脚を持つ昆虫。
鼾 - いびき
睡眠中に出る音。
瞿麦 - なでしこ
可憐な花。撫子の漢字名。
薊 - あざみ
棘を持つ野草。花は紫が多い。
向日葵 - ひまわり
太陽を追うように咲く花。
菫 - すみれ
春に咲く小さな紫の花。
躾 - しつけ
礼儀作法や習慣の教育。
閃く - ひらめく
アイデアが突然思い浮かぶこと。
呵責 - かしゃく
責め立てること。良心の呵責など。
鬣 - たてがみ
馬やライオンの首の毛。
顰める - しかめる
眉をひそめる表情。
頷く - うなずく
首を縦に振って同意する動作。
頽廃 - たいはい
堕落して秩序を失うこと。
馨しい - かぐわしい
よい香りがする様子。
麒麟 - きりん
伝説の動物。動物のキリンも同字。
魑魅魍魎 - ちみもうりょう
化け物や妖怪の総称。
鳶 - とび
空を舞う猛禽類。工具職人の意味も。
栞 - しおり
本に挟む目印。案内やガイドの意も。
齷齪 - あくせく
せわしなく働くさま。
鼈 - すっぽん
甲羅を持つ淡水の生き物。
顛末 - てんまつ
物事のはじめから終わりまで。
懐 - ふところ
胸元、または心の奥。
和布蕪 - めかぶ
海藻の一種。味噌汁やサラダに用いられる。
鯑 - かずのこ
ニシンの卵。おせち料理の定番。
杮落とし - こけらおとし
新築の劇場で行う初公演。
木耳 - きくらげ
黒くて耳状のきのこ。中華料理で使われる。
蝮 - まむし
日本に棲む毒蛇の一種。薬用にも使われる。
噤む - つぐむ
口を閉じて黙ること。
繫縛 - けいばく
手足を縛って動けなくすること。拘束。
刎頸 - ふんけい
首を刎ねられても悔いないほどの友情。
錻力 - ぶりき
鉄板にスズをメッキした金属素材。
外郎 - ういろう
米粉で作る蒸し菓子。名古屋の名物。
黒南風 - くろはえ
梅雨入りの頃に吹く湿った南風。季語にも。
雪洞 - ぼんぼり
ひな祭りなどで使われる装飾用の灯り。
海驢 - あしか
アシカ。海に住む哺乳類。耳介があるのが特徴。
十六夜 - いざよい
満月の翌日の月。ためらうように昇る月を意味する古語。

難読漢字を覚えるコツ

難読漢字は単に「読めるようになる」だけでなく、背景にある意味や由来を知ることで記憶に定着しやすくなります。

  • 言葉の由来を一緒に覚える
  • 使用される場面(文脈)で学ぶ
  • 漢字の構造(部首や意味)に注目する
  • 似た読みの漢字と比較する

難読漢字クイズとしての活用

このリストはクイズや教養テストにも活用できます。学校の授業や企業の研修、脳トレコンテンツとしても人気です。読み方を隠してクイズ形式にすると、学習意欲もアップします。

まとめ

難読漢字は、私たちの語彙力や教養の深さを試すひとつの指標です。読めるようになると、それだけで文章の読解力や表現力も向上します。知らない漢字に出会ったら、意味と読みを一緒に調べてみる習慣をつけてみましょう。

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