部首が黹(ち・ぬいとり・ふつへん)の漢字一覧
部首「黹(ち・ぬいとり・ふつへん)」の概要
「黹(ち・ぬいとり・ふつへん)」は、左右から糸を通して布を縫い合わせる様子を描いた象形文字に由来し、「ぬいとり」「裁縫」「装飾」などの意味を持つ部首です。単独では使われにくい文字で、構成要素としては旁(つくり)に現れます。
意味と象徴
「黹」は、糸で布をとじる動作を象徴し、「縫う」「刺繍」「裁縫」「文様」「装飾」「手仕事」など、衣服や美術工芸に関わる語に使われます。
- 裁縫・縫製(例:黹、黻)
- 文様・装飾(例:黻=左右対称の刺繍)
- 儀礼・装束(例:黼=礼服の飾り)
形と使われ方
「黹」は単独で「ぬう」の意味を持ちますが、現代ではほとんど構成要素として使われ、「ふつへん」として右側に置かれます。形の略体や変化はほとんどなく、古典的・儀礼的な語に限られます。
- 黹: 部首として「裁縫・縫いとり」の意
- 黻: 黹+卩で「左右に広がる刺繍文様」
- 黼: 黹+甫で「礼服の胸の刺繍模様」
豆知識・由来
- 「黹」は、布に糸を刺し縫い合わせる動作を象形化した文字で、古代の裁縫技術や衣服文化を反映しています。
- 黻・黼は古代中国の礼服に使われた刺繍で、地位や格式を表す重要な象徴でした。
- 「康熙字典」では「黹」部に分類される漢字は12字ほどで、すべてが儀礼用の装飾や縫製に関係しています。
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